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HOME > 技術情報 > 技術トピックス > サンゴ増殖技術の取組み > 第14回地球環境シンポジウム・パネル展示

サンゴ再生への取り組み〜浮桟橋へのサンゴ移植の研究〜
 
1.研究の概要

昨年度、サンゴの修復研究として、サンゴの浮桟橋への移植実験を行った。 
移植後1.5年経過の活着率が、竹富東港で40%、 小浜港で20%であった。
活着率低下の主要因は、移植初期の脱落である。実験は低活着率であったが、 成長したサンゴは、コンクリート面に活着し、3.0倍 程度に生育しており、移植方法を工夫すれば、浮桟橋への移植は可能との見解を得た。

今年度は、確実な移植と自然活着をにらみ電着技術に着目し、電着の効果の検証に着手した。

2.昨年度成果

クリックすると大きい画像が表示されます。
昨年度成果画像 クリックで大きい画像が見れます クリックで大きい画像が見れます
活着した1年経過後のサンゴは3倍程度にまで成長し、良好な状況である。

3.電着技術の応用

・海水中のカルシウム(Ca)を電着採用により、炭酸カルシウム(CaCo
3) 基盤として金属に析出させる。
・太陽電池などの
外部電力を使用せず、流電陽極を使用し電着を行う。
・サンゴの成長が促進されるとの研究報告もあり、成長促進の検証をする。

<利点>
・海中に設置するだけで電着が始まる。
・装置構造が単純で、台風などの影響を受けにくい。
4.電着の概念

海水中のCa2+、Mg2+ が陰極に電着
流電電着の概要
5.浮桟橋への移植事例

実験概要参照
浮桟橋への移植事例画像
 
6.サンゴ移植棚

サンゴ移植棚
 
→移植実験 1へ      →移植実験 2へ      →移植実験 3へ
 
〜共同研究〜
・三菱重工鉄構エンジニアリング梶E東京大学・日本防蝕工業梶E潟Vーピーファーム
 
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