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HOME > 技術情報 > 技術トピックス > サンゴ増殖技術の取組み > 第15回地球環境シンポジウム・パネル展示

サンゴ再生への取り組み〜浮桟橋へのサンゴ移植の研究〜
 
1.研究の目的  

サンゴ礁は、共生藻の光合成などにより大気中の二酸化炭素を固定化するため、
サンゴを保全・増殖させることは地球温暖化の抑制に対して効果があります。

しかし1998年以降、地球温暖化による海水温上昇などを背景としたサンゴの白化現象が
沖縄近海をはじめ世界各地で顕著となり、深刻な環境問題となっています。

そこで、三菱重工鉄構エンジニアリングは、微弱電流が流れる浮桟橋で活発に生育するサンゴの生態に注目し、
日本 防食、シーピーファーム、東京大学と共同で、サンゴ移植・増殖技術の確立を目指しています。

2.サンゴ棚(電着棚)でサンゴ礁を再生  
@電着過程で生成されるCaCO3でサンゴの成長を助長
A電源供給なし
(海水中の異種金属の化学反応で、電着を促進)
Bサンゴ棚の魚礁効果を利用し、サンゴ棚で生態系を維持
サンゴ棚
  サンゴ棚  
   
サンゴ棚の電場の状況 棚設置1月後

電着棚
サンゴ棚の電場の状況
電着棚
魚がついたサンゴ棚
・鉄筋が電着物(白色のCaCO)で被覆
・魚が集まり、魚礁としての機能を発揮
・電着効果でサンゴの成長が促進されることを期待
 

3. 浮桟橋における電気効果(微弱電流)確認事例
・微弱電流が通電されている部分に稚サンゴが多数活着   浮桟橋
浮桟橋  
    電場状況
〜共同研究〜
 ・三菱重工鉄構エンジニアリング梶E東京大学・日本防蝕工業梶E潟Vーピーファーム
 
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