HOME > 技術情報 > 技術トピックス > サンゴ増殖技術の取組み > 第17回地球環境シンポジウム・パネル展示
浮桟橋の詳細調査を実施し、通電電流と着生したサンゴの個体数をプロットした。 結果、サンゴは電流値の比較的大きい場所を好んで活着している傾向が見られた。 浮桟橋の設置時の電流密度を考慮するとサンゴには、40〜100mA/uの防食電流程度の値が良いようである。
@モニタリングを継続し、微弱電流の有用性 (予測では生残率が高くなる)を検証していく。 Aサンゴ増殖棚のコンセプトの確立する。
(参考文献) 1)木原一禎,鯉渕幸生,近藤康文他:「電着効果を応用したサンゴ増殖に関する研究」 第20回沿岸域学会研究討論会 2007年7月5-7日 2)木原一禎,鯉渕幸生,三浦ゆきこ,近藤康文,後藤大,石川光男:「電着を利用したサンゴ成長促進技術」 第16回地球環境シンポジウム 2008.8月